映画「昼顔」についてのレビュー!不倫された側の意見 みんなの評価は?調べてみました(ネタバレあり)

映画レビュー
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みなさんは映画『昼顔』見ましたか!

 

とうとう『昼顔』が明日6月25日(月)21時~
本編ノーカットで地上波初放送ですね!

 

わたくし曽幅りょうはしっかりがっつり映画館でも見たうえに、DVDを購入して家でも3回くらい見ました。
なのに映画が放映されてから1年経った今更レビュー・・・?という感じかもしれませんが
(ブログ書き始めたのが7日前だから仕方ないの!)

 

もう今更とか関係なく書きたくなるほど大好きな映画、『昼顔』への愛をここにぶちまけます、、、

 

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昼顔(ドラマ)

昼顔はドラマが有名ですよね。

 

2014年の7月17日~2014年9月25日まで放送していたようですね。
全11話ですよ。さすがっ。

 

木曜ドラマっていうのもまたいいわぁ~。

 

いわゆる“不倫ブーム”とやらで
社会現象にもなったといわれているので、見ていた方も多かったのではないでしょうか。
ちなみに私はリアルタイムでは見ていませんでした。

 

というか当時はあまりにもドラマ見なさすぎてタイトルさえ知りませんでした。
でも仕事をお休みした日にたまたま夕方にやっていた再放送の第2話を見て
覚醒しました。

 

普段ドラマを見ない私が「お、おもしろい・・・」とくぎ付けになり
気付いたらすぐにDVDを借りに行ってました・・・。

 

そしてDVDで第一話を見てからテレビで録画した三話、四話と見てもうドハマり。

 

不倫された側の意見としては・・・

私は一応不倫された側(幼少期に父親に不倫によって捨てられました)

 

で世界一信じていた存在に裏切られて家庭もボロッボロになって
しかも不倫相手を目の前で見たので憎しみも強くて
不倫への偏見?は人より強いほうだと思っていたのですが

 

気にならないんですよね!!

 

それが昼顔のウマいところ!
(と言ってもドラマだから良いのであって、現実での不倫は絶対にダメですよ!何人かの人生を壊すことになりますし、何より自分自身を傷つける行為だと思うので)

 

某掲示板とかで「不倫された側の人はどんな気持ちで見てるのかな?」と書いている方がいたのですが
主人公の紗和(上戸彩)と北野先生(斎藤工)を応援しています・・・!

 

でもそんなのは、不倫された当時子供だった私だけで、実際に夫に不倫をされた人はやっぱり嫌なものなのかな・・・?と思い
またまた某掲示板を見てみると、私と同じく気にならない!という方がちらほら。

 

昼顔はわざと“そういう仕組み”にしているそうです。

 

不愉快だという人もたくさんいらっしゃるかとは思いますが。

 

主人公の笹本紗和(上戸彩)をごくごく普通か、それよりも少し地味めな女性像に作り上げ
さらに紗和(上戸彩)と北野先生(斎藤工)の不倫に“不器用さ”や“純愛”らしさを出し
さらにさらに不倫される側に問題を取り入れることにより
世間の女性の共感を得て、批判を抑えることに成功したのだとか・・・!

(たとえば主人公紗和の夫・笹本俊介(鈴木浩介)はハムスターのことばかりを気にかけ、妻のことを自分の“ママ”のように扱うことや
北野先生の妻・乃里子(伊藤歩)は大学の準教授・研究者で、高校教師の夫・北野先生より高学歴であるためか、酔っぱらった際にコンプレックスのある夫に「嫉妬しないでね」と言ったり
、過去に不倫をしていたり)

 

うまいですよね~!

 

ドラマでは結局主人公の紗和と北野先生は離れ離れになってしまうんですよね。

 

そして紗和は夫と別れ、北野先生は乃里子とそのまま復縁という最後。

 

映画ではそんな北野先生の妻・乃里子が暴走するということで有名です。


映画『昼顔』のあらすじとレビュー

ドラマにはまってからすぐに映画公開というスムーズな流れだったのでなんの疑いもなく、すぐに映画を見に行きました。

 

ドラマで離れ離れになってしまった紗和と北野先生にはくっついてほしい!!と期待をよせながら・・・。

 

あらすじ

ドラマ『昼顔』で紗和と俊介は離婚し、北野先生は乃里子と復縁して
もう紗和と北野先生が会わないように、合意書をかわし
北野先生と乃里子は遠くの街へ引っ越して終わりました。

 

あれから3年。

家庭も仕事も失った紗和は海辺の街で慎ましく一人で暮らしていました。

 

オーナーの杉崎尚人(平山浩行)が営むレストランで見習いとして働きながら、北野先生の夢を見ることさえなくなっていました・・・。

 

一方紗和と遠く離れたところで暮らす北野先生は大学の非常勤講師として働いており
蛍の生態に関する講演会を行うために、紗和の暮らす街を訪れることになりました。

 

がっつりネタバレレビュー

冒頭はドラマ『昼顔』での合意書の内容からはじまります。
この合意書が鬼なんですよね。

 

「乙は、転居、転職し、二度と丙と面会しないし、メール・電話・手紙など
手段の如何を問わず連絡をせず、不貞行為をしないことを約束した」
これらを破った場合は、生涯毎月30万円を支払う、という内容です。

 

不倫をしたのであればこのくらいは仕方ないですが
紗和と北野先生にくっついてほしい!!と思っている側からすると
鬼畜な合意書ですよね~。

 

そして面接のシーンに入り
即採用され、そこからすぐにせわしなくレストランで働く紗和。

 

自宅に帰って虫がとまったチラシを見ると
そこに北野先生の講演会があるということが書かれており

 

気づくとぬーっと北野先生のものと思わしき手!!

 

ここは軽くホラーでヒィ!となりました。。。

 

そして当時のことを思い出し、恍惚の表情となる紗和。

 

手はホラーに感じましたが、“北野先生を感じている紗和の表情”を演じる上戸彩さんはすごく色気があり、本当にいまだに北野先生のことを愛しているんだなぁと
感じさせてくれる表情で、さすが女優さんだ!!と思いました。

 

遠くから見るだけ!と講演会へ行くことに・・・

 

見るだけ・・・といいつつばっちりメイクをきめる紗和さん。
しかしやっぱり考え直しいつも通りの服装に着替え会場へ。

 

このメイクをしたりおしゃれしているときの紗和が独り言が多くなっていてわくわくしているのが伝わってくるんですよね~。

 

そして講演会で後ろの方でこっそり座っていた紗和。
しかし前に座っていた子どもたちがハイハイハイ!!と手をあげ
北野先生が紗和に気づきます。

 

気付けえ!気づけえ!!と熱くなりながら見ていたので、ナイス子供たち!

 

北野先生は驚きつつも、講演会で「このあと、三浜自然の森へ行こうと思います」
とアピールして
そこへ向かう紗和。


ここで紗和は百葉箱を開けます。もともとボロボロだったので壊してしまいます。
結局北野先生を見つけられず、バスで帰る紗和。

 

そのバスの中から外で虫を探している北野先生を見つけます。
あのテーマソングが流れて私も恍惚。

 

「北野せんせ~い!!北野せんせ~い!!!」と叫び、北野先生も気づき追いかけますが、バスは止まりません。

 

必死にお互いを探しあう北野先生と紗和。
結局見つけることはできず
自宅に帰る北野先生。

 

ここで北野先生の妻・乃里子さんが出てきます。
乃里子さんはとーーっても鋭く、北野先生の様子がおかしいことに
すぐに気が付きます。

 

乃里子さん疑ってるな~。とひやひやするシーンです。

 

そこから再度お互いに三浜自然の森へ足を運び
やっっと再開できた紗和と北野先生!

 

愛おしそうに北野先生を見つめる紗和。
たまらん!!!

 

しかし合意書のことがあるので、お互いあくまでも“独り言”として話す二人。
連絡先も交換できない二人はバスの窓に互いに

“木よう”“3じ”と書き

そこからは流れるように週に1度だけ
一度も触れ合わず、言葉も交わさず、会うようになります。

 

「抱き合わないからこそ、高まる熱を、楽しんでいたのかもしれません・・・。」

 

ワードセンス最強!!

 

一方北野先生の妻・乃里子はさらに疑いを強くします。
「私まだ赤ちゃん諦めてないの」ということにより釘をさします。

 

そこから土砂降りの雨のなかの紗和と北野先生の逢引きシーンへ。

 

雨の中で北野先生が「もう会うのはよそう」といいます。

 

紗和も、会うたびにもっと、もっとと求めてしまうから、とそれを承諾します。
そして二人は“最後だから”と一緒にバスに乗ります。

 

そして目的地についてバスを降りると・・・

 

プー!!
プーーー!!プップーーーーー!!!!

 

ながーーーーーーいクラクションが鳴り響きます。
これでもかというほどにクラクションを鳴らしていたその正体は

 

北野先生の妻・乃里子さんでした。

 

三人はホテルへ行き話し合います。

 

そこで乃里子さんは「私と別れる条件として、私の目の前で結ばれなさい
といい「ただのオスとメスなんだから、生殖行為なんてあたりまえでしょ」と無理矢理くっつけようとします。

 

ここはまさに修羅場・・・!!

 

息をのむようなシーンです。

 

どちらかを選ぶようにいう乃里子。

 

しかし北野先生は飛び出していった紗和を追いかけます。
ホテルでへたりこむ乃里子さん・・・。

 

まるで自分の母親を見ているようでした。
不倫された私の母親も同じようにおかしくなって、暴れていたことを思い出すような、少し苦い思いをするシーンでもありました。

 

一方北野先生は紗和に、「今度こそちゃんとするから信じてほしい」と伝えます。
そして覚悟を決め、紗和のアパートで二人暮らしをはじめます。

 

ここから紗和の服の色が明るくなるんですよね。
新婚生活のようなただただ、幸せな生活を送る二人。

 

「待たせてごめん。ちゃんと籍入れなきゃ」
という北野先生。

 

「そこまで望んだら罰が当たりそうで怖い」という紗和。

 

「こういう関係だからこそ、はやく籍を入れたい。弁護士さんにもそういってある。」

 

「だったら好きって言って。一度も好きって言われたことない」

 

しかし北野先生は好きとは言いません。
離婚するまであくまでも好きとは言わないんですよね。

 

一方レストランのオーナー杉崎に不倫していることが知られてしまい
過去に妻に不倫されたことのある杉崎は紗和を責めます。

 

他の従業員にも責められ、紗和はパートを辞めます。

 

他の従業員の「不倫ってさ、恋じゃないっしょ」「壊すのは家庭だけにしてほしいねぇ」
「お前らが楽しんでいる後ろで、傷ついている人間がいるんだよ!」という言葉はとても考えさせられました。

 

そうなんですよね、傷ついている人がいるんですよね・・・。
不倫をされた側の私でも胸がずきずきしました・・・。

 

一方北野先生は離婚手続きのために乃里子と会っていましたが
乃里子が階段から落ちて車いす生活になったため、治るまでの生活をサポートすることになります。

 

そんなことを知らなかった紗和は、北野先生と乃里子がよりを戻したのではないかと疑い
ただただ幸せだった日々から一転して二人はすれ違います。

 

このままではいけないと、乃里子の元へ直接話しに行く紗和。

 

そこで乃里子が車いす生活になっていたことを知り
二人がよりを戻したわけではなく、生活のサポートをしていただけだと知ります。

 

さらに乃里子から、今回の件で北野先生への思いが吹っ切れたこと、
もう離婚してもいいと思っていること、合意書の件はいいとのことを伝えられ
紗和はここではじめて乃里子に心からの謝罪をします。

 

しかし最後に、乃里子が紗和にひとつお願いをします。

 

「離婚しても、裕一郎と呼んでもいい?」仕事でばったり会うかもしれないから、

 

今まで通りのほうがやりやすい、といいます。

 

しかしこのお願いを紗和は「それは、嫌です」と断ります。
一瞬恐ろしい顔をして少し小刻みに震える乃里子。

 

しかし、わかった、と言い
もう完全に踏ん切りがついたという乃里子。

 

ここでいいですよ~。って言っておけよ~!
といってもそんなの嫌なものは嫌なんだから仕方ないか・・・。

 

罪悪感から解放された二人は、あとは結婚するだけです。
北野先生は結婚指輪を購入し、二人が再会した「三浜自然の森」で結婚式をあげる約束をしました。

 

紗和に内緒で、はじめに紗和が壊してしまった百葉箱に結婚指輪を隠します。

 

そして乃里子から離婚届を受け取りに行く当日、紗和は北野先生を笑顔で送ります。

 

一度も言ってくれなかった「好き」という言葉を言いかけますが
やっぱり離婚するまでは、という思いからか言うのをやめます。

 

ラスト

「好き」という言うのをやめて、笑顔で送り出された北野先生。

 

ここで流れるなぜか切ないBGM・・・視聴者に嫌な予感を与えます・・・。

 

裕一郎を見送り、紗和は地元のお祭りに参加します。

 

そこでレストランのオーナー杉崎と遭遇し、自分の妻と紗和を重ねて当たってしまったことを謝罪し
二人は和解します。

 

紗和は浴衣を着てお祭りを楽しみます。

 

一方裕一郎は、乃里子から離婚届を受け取り
最後だから、と乃里子に車で送ってもらうことになります。
車に乗ってしばらくはごくごく普通の世間話をしますが

 

世間話の流れで乃里子があたりまえのように北野のことを「裕一郎」と言ってしまいます。
そこでピタッと固まる乃里子。

 

様子がおかしくなります。
何かがプツッと切れたように車を暴走させる乃里子。

 

車線も守らず逆走。

 

対向車をぎりぎりでかわす車。

 

そこで声を震わしながら、足のけがは階段から落ちたものではなく、自殺を図ったためのものだと告白します。

 

そこからは
「裕一郎・・・裕一郎・・・」と何度も何度も名前を呼び
「あなたのいない人生なんて考えられない」「もうあなたの名前を呼べないなんて!」
と気がおかしくなります。

 

「どうして私ではなくあの人なの!!」と聞く乃里子に対して

 

「わからない・・・わからない・・・」という裕一郎

 

最後に「ただ紗和のことが好きなんだ!!」と言った瞬間に

 

 

ガードレールを突き破り崖へダイビング。

 

窓ガラスに映るお祭りの花火・・・。

 

諦めたような表情の裕一郎。

 

次の映像ではもう

 

警察が「遺体の損傷が激しいので今は見ない方がよいかと思います」と言います。

 

即死です。

 

あああ・・・(絶望)

 

このあっさりした切り替え、これがすごい。ストレートくらった。効いた。

 

 

しかもまだ籍を入れていなかったため遺体や遺品の引き取りさえできない。

 

気を取り乱し、現実を受け入れられず暴れる紗和
警察に取り押さえらるも「さわらないでよ!」「北野先生!」と泣きながら絶叫。

 

もうこのシーンはあまりにも残酷で胸が苦しくなって見ていられませんでした。

 

後日紗和は乃里子のもとを訪ねます。

 

笑顔で松葉づえをつく乃里子。

 

しかしそこで乃里子は一変して「あなたが裕一郎を殺したのよ。私はあなたのことを一生許さないから」という残酷な言葉と
「裕一郎は最後に私をとったの」という憎しみの嘘を言います。

 

そして紗和は絶望し、線路で自殺をしようとします。

 

しかしそこで薬指に止まった蛍を見て
薬指にはめるはずだった結婚指輪と重ねて
自殺を思いとどまります。

 

「生かされた意味を知ったのは
季節が変わる頃でした
私の中に生まれた小さな命」

 

紗和は妊娠していたのです。

 

最後は子供が「三浜自然の森」で遊んでいる姿が映し出されます。

 

そこで眼鏡をかけた男の子が百葉箱のなかから指輪を見つけ、女の子の指にはめてあげるのでした・・・。


感想とまとめ

某掲示板を見ていると、こんなラストありえない!ただ二人に幸せになってほしかったのに!という声や
こんな後味のわるい映画は一生見ない!という声がありましたが
私は最高の終わり方だったと思います。

 

もちろん紗和と北野先生が結ばれなかったことが最高だったわけではなく、この後味の悪さと数日間落ち込むような切なさ。激しすぎる北野先生ロス。

 

それが本当に今まで見てきたどんな作品よりも濃厚に残り、ずっと内容が忘れられない映画です。

 

また、乃里子役の伊藤歩さんが最高でした!

 

あの、演技力!素晴らしいです!!

 

不倫された側の人間の狂気性をとってもリアルに表現できていたと思います。

 

不倫された側の人生は本当に狂います。何も信じられなくなりますし、人格をも変えます。
乃里子さんの人格の変化が見ていてとても興味深かったです。

 

この作品を通して伊藤歩さんのファンになりました。本当に素晴らしい女優さんだと思います。

 

あとはやはり紗和と北野先生が話す最後のシーンが良かったですね。

 

1度見て、もう1度見ると
あのシーンが二人が話す最後のシーンだと理解してみるわけです。

 

もう号泣ものですよね。

 

あぁ、最期だったんだ。紗和はドラマのときから「好き」って言って欲しいと言っていましたが
最後の最後まで、北野先生からの「好き」という言葉は聞けなかったんだな、と。

 

はじめに紗和が「いっそのこと死んでくれたら、諦められるのに」と言っていたシーンがあったのですが
これも本当に2度見ると胸が苦しくなる言葉で。

 

叶わないときに願っていた「死」が、“やっと一緒になれる”となった瞬間に訪れるのですから。
本当に残酷で素晴らしい映画だと思います。

 

映画『昼顔』が明日、6月25日(月)21時~
本編ノーカットで地上波初放送です。

 

見たことない方にもぜひ!!見てほしいおすすめの映画です。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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