睡眠時や、ストレスを感じたときなどに足やお腹がむずむずする・・・
むずむずして眠れない・・・
それは「むずむず脚症候群」という病気かもしれません。
現代人を悩ませる「むずむず脚症候群」は、自律神経の乱れからきているのではないかと考えられています。(他には鉄分不足や薬の副作用など)
今回は自律神経と、むずむず病の解消法についてまとめたいと思います。
むずむず脚症候群とは?原因は何か
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)とはむずむず病とも呼ばれており
症状としては、足やお腹がむずむずする、虫がはうような感覚がある、体がほてる、などがあります。
足やお腹だけでなく、背中や腕など、人によって箇所に違いがあるようです。上記の症状により、夜中に目を覚ましたり、なかなか眠ることができなかったりします。
症状は特に女性がなりやすい傾向にあるようです。
そのむずむず感は、自律神経の乱れが原因ではないかと考えられています。
ではその自律神経とは?乱れとは何か。自律神経について解説します。
自律神経の乱れについて
自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、
24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、
安静時や夜に活発になる副交感神経があります。その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、
体の器官にさまざまな不調が現われます。(出典元:タケダ健康サイト)
この自律神経が、日々のストレスや不規則な生活で乱れることにより
体がむずむずするのではないかと考えられています。
現代人に多い行動ですが
主に就寝前の暗い場所でのスマートフォン操作や
朝食を食べないなどの日々の行動により、自律神経は乱れていきます。

足やお腹・体全体がむずむずする原因は自律神経の乱れだけではない?他の原因
ここまでむずむず病は自律神経の乱れが原因と考えられているということを書いてきましたが
他にも考えられている原因がいくつかあります。
鉄分不足が原因だというようにも考えられているようです。
また、うつ病などの治療に使われる薬が原因だとも言われています。
(私自身うつ病の薬を飲んでいた時期がありましたがその頃もむずむず病の症状に悩まされていました。)
ではそんなむずむず症候群の解消法を紹介したいと思います。
実際に私が試してマシになったむずむず感の解消法や対策
とにかく今むずむずして大変だ!今すぐに解消したい!
むずむずする箇所を摩っても改善されない!という方はこちら。
私自身、むずむずしたときに必ずおこなっているマシになる方法を3つ紹介します。
深呼吸をする
むずむず感の原因が自律神経の乱れの場合は、深呼吸が良いです。
深呼吸は自律神経の乱れを改善する効果があります。
深呼吸や腹式呼吸をするといっても、ただそれっぽく呼吸をするのではなく
きちんとした方法で呼吸することが大切です。
私はこちらを参考にさせていただきました。
深呼吸をする3つの方法‐wikiHow
深呼吸は体にいいというのは知っていたものの
正しい深呼吸の方法が分からなかったので、調べて見ながらやってみたところ
お腹のむずむず感が和らぎました。
ストレッチする
こちらの方法も自律神経の乱れを改善できます。
ストレッチはむずむずしてからするだけではなく、普段から行うとより自律神経が整い、むずむず病の改善に繋がります。
自分なりのものでも良いのでとにかく体を動かします。
夜中に目が覚めてしまった場合にストレッチを行うとがっつり目が覚めてしまうのですが、私はどちらにせよむずむず感で眠れないので基礎的なストレッチをするようにしています。
参考にさせていただいたストレッチはこちら
ストレッチに期待できる効果や方法とは|POWER PRODUCTION MAGAZINE(パワープロダクションマガジン)
グリコさんが配信しているウェブマガジンです。
基礎的なストレッチが載っていると思ったので参考にさせていただきました。
仕事中など、ここまでがっつりしたストレッチをするのが難しいという方は首を回すことや、腕を伸ばすなどの軽いストレッチを小まめにするようにしましょう。
ツボを押す

ツボ押しは、はっきりと目に見える効果はないかもしれませんが、どうしてもむずむずが収まらないときやむずむず感がひどいときに押してみてはいかがでしょうか。
息を吐きながら、指の腹でゆっくり痛気持ちいいくらいの力加減で押しましょう。
むずむず脚症候群治療法・根本的解決法

根本的にむずむずしないようになるには
普段から自律神経を整えるようなことを実践すると良いです。
例えば
・就寝前に暗いところでスマートフォンをいじらない
・アルコール、カフェイン、甘いものを控える
・朝ごはんを食べる
・昼寝をしない
・よく笑う
・普段からストレッチをして体をほぐす
・好きな音楽を聴く(自律神経を整えるような音楽もあるので、そちらを聴くのも良いでしょう。)
・いい香りや、ハーブの香りをかいでリラックスする
・ぬるま湯(38,9度のお風呂に10分ほどつかる)
・ビタミンB、C、E、Dを摂取する
・カルシウム、マグネシウムを摂取する
などが自律神経を整える行動です。
このなかでも特に守りたいのは
「就寝前に暗いところでスマートフォンをいじらない」
と
「朝ごはんを食べる」です。
私は普段から朝ごはんを食べないですし、就寝前にスマートフォンをいじる癖があるのですが、欠かさず毎日むずむず感で起きることに悩まされていた時期がありました。
そんなとき、毎日朝食を摂り、就寝前にスマートフォンをいじらないようにしてみると、徐々にむずむずすることが減り、最終的にはむずむず病が解消されました。
現在は結局ときどきしか朝ごはんを食べませんし、スマートフォンもいじりがちなのでときどきむずむず病が発動しますが、上記を実践していた期間は改善されました。
むずむず病がつらくて仕方がないという方で、朝食を摂っていない、就寝前にスマートフォンをいじっているという方は試してみてはいかがでしょうか。
病院へ行く場合は何科へ行くべき?
非薬物療法を紹介してきましたが、それでも解決しないという場合は薬物療法もあります。
病院へ行くとしたら神経内科か、睡眠専門医を尋ねましょう。
睡眠専門医は、睡眠障害を専門にした医者です。
睡眠外来や睡眠センターなどのある病院に問い合わせてみましょう。
まとめ
今回はむずむず脚症候群と自律神経についてご紹介しました。
むずむずしたとき、体を動かして緊急で解消するのは簡単ですが
根本的解決方法を実践するのは現代人としてはなかなか難しいですよね。
私も根本的解決方法を理解していながら、ときどきしか実践できていないのが現状です。
ただ、実践したときは本当にぐっすり眠れていることが多いので
皆さんもぜひ、試してください。
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読んでいただき、ありがとうございました。
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